おいしいオリーブが食べたい

 今年は、海外はおろか、スペインにももちろん
行けないので、仕方なく
何かスペイン気分が味わえるものはないかと、
アマゾンプライムビデオでスペイン関連を物色。
”スペイン”というワードで検索してみれば、
出るわ出るわ・・・。
大好きなスペイン人監督アルモドバルなどの
映画作品から、ドキュメンタリー、旅ガイド、
フラメンコ、語学系まで多種多様。

「オリーブの樹は呼んでいる」という
ちょっと興味惹かれるタイトルの映画を見つけた。
(イシアル・ボジャイン監督、2017年のスペイン映画)
早速、見てみたらスペインの原風景が
描かれた美しい作品で、なかなかよかった。
ストーリーは、祖父が大切にしていた樹齢2000年の
オリーブの樹を生活苦から父が売ってしまった。
それによって、祖父は喋ることができなくなり
脱殻のようになってしまうが、
祖父の孫娘はオリーブの樹がドイツにあることを
突き留める。
樹を取り戻すため、その孫娘と仲間たちが
スペイン・バレンシアから
ドイツへと旅するロードムービー。

 映画を見ていたら、そういえばぼくも
スペイン巡礼の旅で
あの果てしないオリーブ畑の中を
歩いていたなあ・・・、
と、記憶がありありと蘇ってきた。
そしてその時、道々、バルやアルベルゲで
ワインと共に食した
オリーブのとても美味しかったこと、
強い印象として刻まれている。

 日本でも、スペインやイタリア産の
瓶詰めオリーブを入手できますが、
だいたいどれもしょっぱくて、
”これは!”と
思えるオリーブに出会うことは難しい。
というか、今までスペインで食べたものと
同等のオリーブを日本で食べたことはない。
スペインのそれは、
とてもフレッシュで各々の場所での
自家製法によるから感動的だ。
 本当に”美味しい!”と
思えるオリーブに巡り合うには
また、スペインに行くしかないようだ。
たかがオリーブ、されどオリーブ。