パエリア

バレンシアのパエリア

 スペイン料理といえば?と、尋ねられたら

おそらく”パエリア”と答える人が圧倒的かと思います。

平たいパエリア鍋にサフランの鮮やかな黄色に染められた

米の海が広がる。

炊き方は、わずかに芯を残す絶妙な加減で

それがスペインの流儀。

その海に、魚介類が楽しげにレイアウトされた熱い鍋が

テーブルに運ばれてくると、もう食べる前から

幸せな気分になる。

これまでスペインは10回以上旅し、

パエリアも数多く食べてきましたが、

印象に残っているものを3つ、あげるとすれば・・・。

1、グラナダのバルでビールを注文したら、

突き出しで出てきたパエリア。

グラナダのバルシステムでは

このような小皿料理はビール代金に含まれているので

かなりのお得感があり、もちろん味も良い。

2、スペインの米どころ、バレンシア地方のパエリア。

さびれた町のさびれたホテルのレストランだったが、

米の炊き加減の完璧さに感動した。

さすが、バレンシアはパエリア発祥の地とされている。

3、巡礼の旅の途中、ぼくの誕生日のために仲間が

作ってくれたウサギ肉のパエリア。

そんな状況ですから、もう泣けるパエリアでした。