ヴィラ・ロボスとブラジル


 ブラジルには、ショーロという美しい音楽があります。
サンバが、ボサノバへと発展してくための
架け橋のようなもの。
パンディエロ(打楽器)の2拍子リズムと、
カバキーニョ(小さな弦楽器)のカッティングが
聴こえてきたら、それはもう郷愁あふれる
ショーロになる。
この音楽は、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロ生まれ。
ぼくは、かつてこの街を2度、旅しました。
風光明美、人が優しい、食べ物が美味しい、
そして何より魅力的な音楽が
そこかしこに息づいている。
 
 ブラジル音楽は、サンバを起源に
ショーロ、ボサノバ、MPBへと
発展していきます。
これらどのジャンルにも一貫して
2拍子のリズムが土台としてあり、
シンコペーションリズムも多用、
そして和声進行の複雑さなども、
ブラジル音楽の特徴といえます。

 ブラジルのクラシック作曲家の
巨人といえば、やはり
ヴィラ・ロボス!
様々な様式で書かれた作品は膨大にあり、
クラシックギターの重要なレパートリーも
多く作曲しました。
ヴィラ・ロボスはリオ生まれ。
彼の音楽原風景の中にもショーロは
色濃く刻まれていたのでしょう。
ヨーロッパ音楽とショーロを融合したような
曲も少なくない。
今回は、そんな”ガヴォット・ショーロ”を弾きました。
リオの観光案内的動画にもなっています。