スペイン巡礼の道では毎日、20〜30キロくらい
歩き、宿泊はその辿り着いた小さな村の
アルベルゲ(巡礼者用宿泊施設)。
夕方、アルベルゲにチェックインし、
シャワーや荷物の整理を済ます。
人心地ついて、それから10分もあれば
一周できてしまうような小さな村を
散策するのが好きだ。
バルと同じでどんな小さな村、町にも
必ず教会がある。
夜の帳が降り始める頃、
石畳の道をのんびり歩いていると
数組の腕をくんだ老夫婦とすれ違う。
彼らの行き先に目をやれば小さな教会。
教会に通うのは、
ごく当たり前の日常なのでしょう。
だけど、そんな日常も
旅人のぼくから見たら、
なぜか胸が熱くなるような
美しい光景に思える。
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