蛇口をひねったら、ワイン

ワインが飲み放題

 イベリア半島上部を東から西に伸びる巡礼路は

フランスのサンジャン・ピエド・ポルを出発し、すぐに

ピレネー山脈とともに国境を超え、スペインに入る。

ゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの

800キロはナバラ州、ラ・リオハ州、

カスティーリャ・イ・レオン州、

ガリシア州と4つの州をまたぐ道のり。

ヘミングウェイの”日はまた昇る”の舞台にもなった

ナバラ州、パンプローナを過ぎ、サンジャンからの距離は

およそ120キロ。

そこはイラーチェ、ワイン好きの聖地(?)。

見渡す限りブドウ畑・・・、

巡礼者はやがて、ワインの泉を見つけることになる。

スペインではワインは水の如しなのか、

はたまたスペイン人は太っ腹の人種なのか。

イラーチェのワイン工場にはなんと

誰でも飲めるワインの蛇口があるのだ。

蛇口だから、ひねれば、いくらでも出る。

水ではなくワインが・・・

蛇口は2つあって、白も赤も飲み放題。

こんな国は他には、なかなかないだろう。