パエリアとルネサンス?


 昨日、久しぶりに「パエリア」をつくりました。
これは、スペイン・バレンシア地方発祥の炊き込みご飯。
スペインでは、パエージャ、パエーリャなどと
発音します。
普通のフライパンでもできますが、
見た目も華やかだし、よりスペイン気分に浸れるので
やはり、専用の平たい鉄製パエリア鍋で
つくりたいところ。
ぼくは、持っています!この専用鍋を。
正直、「具材はこれを入れなくてはならない」という
厳密なルールがあるわけでもなく、
何らかの肉、何らかの野菜、何らかの魚介類があれば
それらしくなる。
ぼくは、パエリア鍋にオリーブオイルをひいて、
刻んだニンニクを炒め、続けて鶏のもも肉、
玉ねぎみじん切り、
アサリ、マッシュルームなど投入。
それから、軽く水につけておいた米を上記の
鍋に加え、コンソメスープ
(本当は丁寧に出汁をとった魚介スープがいい)
などを注いで、
弱火でじっくりと全体を炊き上げます。
本場・スペインの場合、米は水洗いせず、
乾燥したまま、鍋にぶち込み炒め始めます。
(スペイン人は、少し米の芯が残ってるくらいの
炊き加減を好むよう)
ただし、ここでケチってはいけないのはサフラン!
パエリアの素とか、ターメリックで代用することも
できなくはないですが、
あのサフラン本来、そして独特な香りは、
サフラン以外では
再現不可能と確信しています。

 最近、ルネサンス音楽についての動画を
何回かに分けて、
(第2回目の今回、ルネサンス文学について)
作成しているので
その時代背景も整理したいと思い、
関連のものをいろいろ読んでいる中に、
スペインの「ドン・キホーテ」がありました。
世界で最も読まれている本は「聖書」。
「ドン・キホーテ」はその聖書の次に発行部数が多いと
言われています。
ルネサンス時代に、セルバンテスが書いた
中世騎士物語を読みすぎて、
頭がおかしくなり
自分が騎士であると思い込んでしまった
ドン・キホーテのドタバタ旅のお話。
あまりに、長大なのでぼくも抜粋でしか
読んでいませんが・・・。
そんな、やせ馬にまたがったドン・キホーテが
スペイン、ラ・マンチャ地方の荒野を
とぼとぼ行く姿を想像していたら、
パエリアが食べたくなってしまったのでした。